十月上旬派。各駅停車主義。
20250208
最近キーボードが迷走し始めている。しばらくKeychronのAlice配列のやつを使ってて調子がよかったのだけど、年始にMistel Barocco md-600 alphaを買って、分割型キーボードデビューしたところ、やはり謳い文句通り肩が開いて楽は楽であるのだけれど、独立した矢印キーがないのに意外と不便してしまって、いまは持っているキーボードを片っ端から見直す時期に入った。久々に取り出したFEKER-Alice80もなかなかよかったりして困る。売ろうと思ってたんだけど。 NocFree Liteが気になり始めたけど、これはこれで謎のキー配列でもあり。はんだを通ってこない人生だったので、自作にはなかなか手が伸びない。
…20250109
新しいキーボードを買ったので試し打ち。人生初の分割式である。慣れるまでは難しそうという感もありつつ、肩は明確に楽。エンジニアになる前からずっと肩こりではあったのでどうだかわからないけれど、日頃積もり積もっている分が少しでも改善してくれるとうれしい。 しかし正月明けであるのがよりいっそうそのように感じさせるのかもしれないが、平日の余暇時間というのは本当にすごい勢いで過ぎていくな。余暇時間があるだけまだずっとよいのかもしれないけれど。
…20250108
年始から気持ち朝型になるよう試みている。まだ誰も出勤していない時間帯はやはり、考え込むタイプのタスクに取り組みやすい。夜あがってから時間がとりやすいのもよい。
年末年始にショシャナ・ズボフ『監視資本主義』(東洋経済新報社、2021)を読み始めた。本文が約600ページあり、まずまずのボリューム感ではあるが、センセーショナルな(やや扇動的な、とも言う)書きぶりもあり、読みやすい。ぼつぼつ読んで今日は第一部が終わったところ。第一部では、著者が「監視資本主義」と呼ぶものについての導入と、巨大IT企業——とりわけGoogle——が、それをどのように見いだし、推し進めてきたかが描かれている。検索エンジンが我々の検索履歴を取得していてそれをもとに広告掲載などが行われている、というのはお馴染みの事実であるわけだが、ユーザー行動を把握すべしという行動指針がWeb空間のみならず実空間にまで拡大していく様というのは、改めてみるとGoogleはすごいことやってるな、と両義的な思いを抱く。人間の行動データを把握したくて全世界中にカメラを載せた車を走らせるというのはかなりぶっとんだ発想であり、それをやってのけるのには感心してしまうのだけれど、プライバシー侵害などを訴える反対運動などに対してGoogleが十分回答したとは言いがたい。ストリートビューカーが行きしな周囲の家庭のWi-fiルータにおける暗号化されていない個人情報を収集していた、というようなことが書いてあり、この事件はよく知らなかった。典拠にされているのは以下の資料のよう。 https://s3.amazonaws.com/s3.documentcloud.org/documents/2109044/disconnect-google-antitrust-complaint.pdf
さらにまた、そのストビューカーによる個人情報収集について担当していたエンジニアは、その後Ingressに関連する開発に携わっていた、という記述もあった。ポケモンGOについてはもう少し後で取り上げてくれるらしい。
ここまで、強固な「監視」体制が築かれ、我々の行動の隅々までがプラットフォームによって把握されている、という著者の主張についてはよく飲み込むことができ、またその否定的な意見についても共感できるところは大きい。先もまた楽しみである。 その一方で、我々が行動を把握されることに対して、どうも嫌悪感をわりと広く感じている、というのは面白いポイントだな、と連想した。僕もWebエンジニアのはしくれであり広告が叩き出す収益に寄生して禄を食んでいると言えなくもないのだが、それはそれとしてブラウザによるトラッキングや露骨にターゲティングされた広告に対しては「なんかヤダ」と感じることが多い。直観的にいえばこの嫌悪感はおそらく「蔑ろにされている」と感じることから生まれるように感じる。「個人情報は匿名化して処理されているので~」などといって注意書きでは納得してもらえない、わりとプリミティブな問題がそこにあるのではないだろうか。 そんなことも頭の片隅に置きつつ読み進めていこう。
…20250105
年末年始になるとなぜか毎回ブログの世話をしている気がする。本当はVPSを借りて、Ghostで立てるようにしようかな、などと考えていたのだが、結局Hugoでテーマを変えてみて、あとは諸々のアップデートに追従するくらい。なぜか、といっても結局日頃まったく触っていなかったからに他ならないのだけれど。
Github Pagesでホストするのは簡単でよいのだけれど、スマホやタブレットからの更新がやや億劫で、平日あまり私用のPCを開くことがなかったため、完全に更新停止してしまっていた。毎年そう思っている気もするけれど、もうすこし読んだり書いたりを取り戻したいというのが新年の所感です。
…20240525
新しい本棚が届いたので,組み立て.もともとあった本棚も含めて配置をやりなおしたので一日仕事となった.これで床に積んでいた本も一旦は収まるようになったわけだ.しかしながら,いくら本棚を増やしても「本が増える」という事象に対しては付け焼き刃な対応でしかないような感覚はいや増していく.自分にとってコントローラブルなダイナミズムからずれているということなのだろう.研究者見習いであったのはもう数年前までのことであり,「いつか参考文献に使うから」といった(自分への)言い訳もいい加減信憑性がなくなってきた.なんのために本を読み,あるいは積み,所蔵しているのか.趣味としての読書という読書の仕方については今まであまり考えたことがなかった気がするが,有り体に言っていまの僕にとって読書は趣味でしかないだろう.趣味としての読書,あるいはシリアス・レジャーとしての読書?
ともかくも,久々に表に出てきた本をまずは読み返すことから.
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